【衝撃】エアコン屋・ダイキン。三菱電機グループを超える売り上げを出してしまう。
2023.02.09 日経クロステック
3度目の上方修正、業績は過去最高へ──。ダイキン工業が2023年3月期(2022年度)の業績を上方修正した。
空調事業で競合する三菱電機と比較すると売上高は約3倍、営業利益は約5倍となる。同社の空調(空調・家電)事業も成長しているものの、ダイキン工業の伸びにはかなわない。
2022年度通期の売上高および営業利益の予想を比べた。空調事業に関しては両社とも上方修正しているものの、その上昇幅はダイキン工業のほうが大きい。
空調事業における両社の差は売り上げの規模で約3倍、営業利益の規模で約5倍。ダイキン工業の営業利益の予想は三菱電機全体のそれをも上回っている。
ダイキン工業は2022年度通期の売上高を3兆9100億円(従来予想+1500億円)、営業利益を3720億円(同+90億円)と見込む。
これに対し、三菱電機は空調・家電事業における2022年度通期の売上高を1兆3500億円(同+300億円)、営業利益を720億円(同+50億円)と予想した。
ダイキン工業の営業利益予想は、いわゆるコングロマリット(複合企業)である三菱電機全体のそれ(2700億円)をも上回る。
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