呂布カルマ「論破なんてしないほうがいい、幼稚なんですよ」ひろゆきを言い負かしたラッパーが「空前の論破ブーム」に警鐘
2022年、ディベート番組でひろゆきに勝利
――今日はディベートの話を中心に伺えればと思っているんですけれども、『マッドマックスTV論破王』(ABEMA)のレギュラー出演が決まったきっかけは何だったんですか。
呂布カルマ(以下、呂布) もともとこの番組は、ひろゆきさんがいろんな業界の著名人とディベートで対決するという内容でした。2022年にチャレンジャーとして声がかかって、彼に勝ったんです。それで、「次からは呂布さんが挑戦を受ける立場として出てください」と言われて。そういう流れで、レギュラーになりました。
――そうなんですね。でも、負けたら交代というわけではないですよね?
呂布 そうですね。ちょこちょこ負けたりはしているんですけども、今のところ降板にはなっていません。
――番組を見させてもらって、ディベートが凄く上手でびっくりしました。番組に挑むにあたって、勉強されたりしたんですか?
呂布 僕もあの番組をきっかけに、初めてやらせてもらいました。そこで知ったことですが、ディベートって、自分の主義主張をぶつけるよりも、相手の立場に立つことがじゃないですか。
そもそも、そのルールを理解していない対戦相手がほとんど。なので、いまだに自分が本当にディベートが得意なのかわかっていないです。ディベートの心得がある人と、対戦したことがないので。
――でも、ひろゆきさんには勝ちましたよね。
呂布 それは僕がチャレンジャー側で、自分の得意なテーマで挑むという有利な条件を与えられたので。
――論破王に勝ったことで、仕事の幅も広がったのでは?
呂布 激増したっす。バラエティに呼んでもらう流れはその前からあったんですけど、ひろゆきさんに勝ってからは、コメンテーター的な仕事が大量に入るようになりました。「呂布カルマの言い分を聞いてみたい」という声が、増えたのかもしれません。
「論破ブームは、良いことだとは思いません」
――今、日本では「論破ブーム」が来ていると言われています。小学生が「エビデンスを出せ」とか、「それってあなたの感想ですよね」とか、ひろゆきさんの真似をして親や先生たちを困らせているそうなんですけど、その風潮について、呂布さんはどう思われますか?
呂布 全然、良いことだとは思いません。
――ははは!
呂布 論破という言葉のキャッチーさだけが独り歩きしている。でも、ある程度大人だったら、論破なんてしないほうがいいとわかるじゃないですか。幼稚なんですよ、論破って。SNS上で顔が見えない相手に対して、「はい、論破」みたいに吐き捨てるのも。あんなの大人が顔合わせてやったら、マジでめちゃくちゃ馬鹿にされることですから。
実際ひろゆきさんも「論破しましたよ」なんて言いません。ちゃんと相手に逃げ道を残してあげる、それがディベートの正しいやり方だと思うんですよ。論破をありがたがるのは、幼稚な流行だと思います。
続きはソースで
https://bunshun.jp/articles/-/62774
みんな仲良くやろうという国名なんだよ昔から
ほんとこれ
「はい論破」ほどダサいものはない
めんどくさいから相手にするのやめるよね