千葉県、キョンに支配されそう
千葉県によると、2012年度はおよそ2万7900頭だったキョンの推定生息数は、昨年度は7万1500頭となり、10年でおよそ3倍に増えました。生息域も広がり続け、千葉県の半分ほどに定着しているとみられています。
キョンの生息数3倍 頭を抱える住民 さらに、住民を悩ますもう一つの問題があります。 勝浦市民:「庭にある花とか食べられちゃう。みんなむしゃぶり食っちゃう」 雑食性のキョンは、花壇の花も家庭菜園の野菜も見境なしに食べてしまいます。千葉県によると、昨年度の米や白菜などの農業被害は421万円にも及んでいます。 被害に遭った畑では、収穫間近だったミニトマトが実だけではなく、葉っぱまできれいに食べられてしまっています。御宿町の畑でもネットを張り、侵入できないように対策をしていましたが、キョンの足跡がはっきりと残されていました。 野菜が被害に遭った各務敬さん:「畑の側から見れば迷惑です。うちの畑で食べられたものは、ジャガイモの芽。豆類の芽が好きですよね。それからナスとか。いたちごっこですよね、(対策)したところでまたそれを荒らしたりっていう」 時には、対策用に設置した3メートルの高さのネットも跳び越えてしまうキョン。住民は頭を抱えていました。
ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/031f8720a359c4aecb3ecec26424fe94b3227730