【山形】現金奪ったコンビニ強盗容疑者、３万円はその場で返却…理由は「全て取ると店の営業に支障が」

　山形県高畠町のコンビニ強盗事件で、強盗容疑で逮捕された同町の会社員の男（３６）が、現金１６万円を奪った後に３万円を返却した理由について「手提げ金庫内の全ての紙幣を取っていくと、その後の営業に支障が生じると考えた」と供述したことが２日、県警への取材でわかった。

　発表によると、男は１０月１５日未明、同町高畠の「ローソン高畠中央店」で２０歳代の女性アルバイト従業員を脅し、現金１６万円を奪った疑い。男は、うち３万円をその場で返却していた。現金はカウンター内の手提げ金庫にあり、紙幣は１６万円分だったとみられる。